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みどりの少年団交流集会


★ 令和5年度奈良県みどりの少年団交流集会を開催しました ★


コロナ禍を経て、ようやく日常が戻ってきつつある夏休み、皆さんはどのように過ごされていますか。

夏休みに入って間もない7月29日、橿原市にある「橿原公苑 ジョギング&サイクリングステーション」で、4年ぶりに「奈良県みどりの少年団交流集会」を開催しました。これまでは少年団単位で参加いただいておりましたが、今回初めて、少年団員の家族単位で参加いただきました。

「おはようございます!」朝からぐんぐん気温が上がったこの日、保護者の方々と一緒に、子どもたちが元気に参加してくれました。奈良県みどりの少年団連盟副会長の奈良市立鼓阪小学校吉元祐介校長先生よりご挨拶をいただいた後、初めてお会いする子どもたちに自己紹介をしてもらいました。少し緊張気味の子どもたちでしたが、早速、森林インストラクターの赤地喜久子先生と川崎眞弘先生とともに、橿原神宮へ自然観察に出掛けました。

クーラーの効いた部屋から外へ出ると、気温の高さで一気に汗が吹き出します。大きな道を渡るまでは暑かったのですが、木陰に入れば心地よく、意外と長時間を屋外で過ごしました。周辺をあちらこちらと歩き回り、見つけたものは・・・セミの抜け殻、どんぐり、藤棚では花の後にできたたくさんの豆さや、小さな青いはっさく(?)の上には、大きな黄色いはっさくもたくさん実っていましたね。
普段何気なく通り過ぎている木、家の庭にある木、大きく見上げる木、虫が集まる木。
先生に教えてもらったことを、周りのお友達にも教えてあげて下さいね。

自然観察の後、屋内で「この木なんの木」をしました。
さっき見てきた木の「幹・葉っぱ・実」。えぇ〜、木って種類によって重さが全然違うのですね。どんぐりだけじゃない木の実、サクランボの種もありましたよね。人も樹木も、みんな違ってみんな良いものなのですね。

昼食をはさんで、午後からは、毎回ユニークなオリジナル品がたくさん出来て、大人を楽しませてくれる木工クラフトの時間です。
先生が用意してくれたたくさんの種類のマツボックリ。「こんなに大きいマツボックリ初めて見る!!」「もらっていいの?!やった〜!!」とても喜んでもらえて、こちらも嬉しくなりました。
いろんな材料から好きなものを選び、たくさんの作品が出来上がりました。小さい年齢の子どもたちも立派な作品をつくってくれて、参加している大人の皆さんは、「すご〜い!!」と感心しきりでした。

暑い一日でしたが、みんな最後までよくがんばってくれました。
「ありがとうございました。」とご挨拶をしてくれた皆さん、こちらこそ、素敵な時間をご一緒いただいてありがとうございました。
夏休みの一日、いつもと違うお友達と、樹木の勉強をしたり工作をつくったことが良い思い出になったら嬉しいです。


令和5年度奈良県みどりの少年団交流集会
主催:奈良県みどりの少年団連盟(公益財団法人奈良県緑化推進協会内)
後援:奈良県
開催日時:令和5年7月29日(土)
開催場所:奈良県立橿原公苑「ジョギング&サイクリングステーション」
参加団体:浮孔西小学校みどりの少年団、片塩小学校みどりの少年団、
耳成小学校みどりの少年団、奈良第16団スカウトみどりの少年団、柳本小学校みどりの少年団  
協力団体:奈良森林インストラクター会

木陰って、結構涼しいね。
どんぐりにもいろいろな種類があるのですね。
藤の種って、豆だったんだ。。。 たくさん作ってみよう!